
こんにちは。社会人8年目フリーランスで、自身もINFPのしょうです。
「INFPは仕事ができない」、「INFPは仕事に向いていない」と思われている方、多いのではありませんか。僕自身も、かつては「INFPだから、何の仕事もできない」と悩んだ経験がありました。「INFPは嫌われるし、コミュニケーションも上手くいっていないのかも」と思ったことも。
でも大丈夫です。INFPの方は決して仕事ができないわけではありません。本記事では、INFPだからこそ経験する「仕事できないあるある」や、INFPが仕事に向いていないわけじゃない理由、INFPに向かない仕事やINFPに向いてる仕事などについてご紹介します。
目次
INFPの仕事できないあるある
INFP特有の「仕事できないあるある」をご紹介します。僕がINFPとして実際に経験したことでもあり、INFPの方々からよく聞く話でもあります。
コミュニケーション・人付き合い苦手
INFPの方の中には、コミュニケーションや人付き合いが苦手という方が多いのではないでしょうか。僕もそうです。
一対一のコミュニケーションはできるのですが、一対多のコミュニケーションや複数人対複数人のようなコミュニケーションになると、途端に苦手意識を感じてしまいます。
INFPの方は、なるべくコミュニケーションがない仕事に就いたほうがいいのだと思います。
報連相サボり一人で暴走しがち
これもよくある話ですが、会社員としてまだ歴が浅いときには、INFPの方は報連相をサボりがちになるのではないでしょうか。念のためですが、報連相とは「報告・連絡・相談」のことです。「INFPがコミュニケーション苦手」ということと関わる特性です。
仕事をしていく上では、適切に報連相ができることは最低限マスターしなければいけません。しかし、何せINFPはコミュニケーションが苦手なものですから、「面倒だから報告するのやめよう」、「連絡とかだるいな」、「相談してもどうせ否定されるからやめよう」などと思いがちです。結果として、周りの人から「暴走しがちな人」と評価されてしまいます。
ケアレスミスしがち
INFPはケアレスミスしがちです。これはINFP特有の「どうでもいいことには力が入らない」性格に起因していると考えられます。僕もどうでもいいことはとことんしたくない性格で、細かいことに気を使わなくなりがちです。
しかし、「ケアレスミスしがち」というINFPの性質は、日本の会社組織で働く場合には致命的な欠点になります。終身雇用の崩壊や少子高齢化による人手不足、アメリカ流のジョブ型雇用が浸透してきているとはいえ、まだまだ日本の職場には「減点主義」が浸透しています。
仕事中にも空想・妄想しがち
INFPの方々は共感できますよね。仕事中に空想・妄想ばかりしてしまうことがありませんか。僕も仕事しながらランチや夕食のこと、週末何して遊ぶのかなどを考えがちでした。
つまり仕事に集中していないということですが、仕事に集中していなければ当然仕事の生産性も下がります。結果として「仕事ができない」と評価されてしまうこともあるでしょう。
プレゼン苦手
INFPの方はプレゼンテーションが苦手ではありませんか。プレゼンが苦手なのもまた、コミュニケーションが苦手なことに起因しています。自分の脳内ではぐるぐると色々なことを考えているのですが、アウトプットができないのです。
プレゼンやアウトプットが苦手ですと、周囲にしっかりと評価されることも難しくなります。周囲の人にはINFPの方の脳内は見ることができないですから。いくらいいアイデアを持っていても、プレゼンができなければ、アイデアを持っていないのに等しいです。
INFPは嫌われる?うざいと思われる理由
INFPは仕事ができない云々以前に「人に嫌われる・うざいと思われることが多い」と言われています。かなりショックですよね。
でもある程度は真理を突いている気がします。というのも、INFPは脳内で色々と妄想・空想しているので、マイペースです。さらに、ケアレスミスも多く、独自の考え方を持っています。これらの性質は、「空気を読む文化」の日本では、とくに嫌われることが多い性格です。
組織の中にいると嫌われるなら、いっそ組織の外に出てみるのも手ですよね。
INFPが仕事できないわけじゃない!理由
INFPが仕事できないと思われる理由についてご紹介してきましたが、実際のところ、INFPだからといって仕事ができないわけじゃありません。ご安心ください。
本章では、INFPだからといって仕事ができないわけじゃない理由についてご説明します。
向かない仕事をしているだけ
当然ながら、INFPの方にも向いてる仕事はあります。そして、向かない仕事も当然あります。
INFPの方には、「自分がやりたいことしかやりたくない」性格の方も多いですから、「やりたくない」と感じる向かない仕事をしていれば、「仕事ができない」と評価されてしまうこともあります。ですから、INFPの場合、とくに向いてる仕事をしなければいけないのです。
職場が向いていないだけ
INFPの方が実力を発揮できないのは、人間関係の影響も大きいです。人間関係が悪い職場では、INFPの人はとくに気を病んでしまいがちです。
そもそも人付き合いが苦手なINFPです。人付き合いはただでさえしたくないので、なるべく一人で没頭できる仕事が多い職場を選んだほうがいいのです。もし人とのコミュニケーションが多いような職場で働いているのなら、職種は変えずに同業他社に転職するのも一つの選択肢です。
転職サイト大手の「リクナビNEXT」が「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」で発表している結果によれば、「退職理由の本音ランキング」にて「同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった」が3位にランクインしています。
INFPに向かない・向いていない仕事
INFPに向かない仕事・職種をご紹介します。INFPの方で以下でご紹介する仕事に就いている方は、職種を変更することを考えたほうがいいでしょう。
営業職・販売職
INFPに向かない・向いていない仕事ランキングNo.1は、営業職・販売職でしょう。何しろコミュニケーションが苦手なINFPのことですから、無理なコミュニケーションを強いられる営業職・販売職は苦手に決まっています。
営業・販売で苦労されているINFPの方は、転職を考えたほうがベターでしょう。
事務職
コツコツとルーティーンをこなしていくことが最も嫌いな人種のINFPには、事務職につくことはおすすめできません。
INFPに向いてる・向いている仕事10選
それではINFPに向いてる・向いている仕事はどのような仕事なのでしょう。本章では、INFPに向いてる・向いている仕事をご紹介します。
プログラマー
INFPはコツコツとクリエイティブな作業をするときに本領を発揮します。もしITに抵抗がないのであれば、プログラマーこそINFPが伸び伸びと仕事ができる適職です。
仕事自体もクリエイティブなので楽しめるでしょうし、実力がつけば会社組織を卒業してフリーランスとして働くことも可能です。フリーランスプログラマーになれば、煩わしい会社の固定的な人間関係からも自由になれます。煩わしい人間関係こそ、INFPが一番嫌いなものですからね。
Webデザイナー
Webデザイナーもクリエイティブなことを考えるのが大好きなINFPにぴったりの仕事です。さまざまなWebサイトを自分でデザインできる喜びを噛み締めながら、楽しく仕事ができるでしょう。
Webデザイナーもまた、フリーランスとして独立しやすい職種です。職場の人間関係にうんざりしている方なら、十分に目指す価値がある職業です。

「何やってる人?」とよくいわれるので、簡単にわかるツイート集を作りました!
・独立から4年、会社設立2年で年商10億超
・Web系だけでなく実店舗も経営
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— 迫 佑樹@人生攻略ロードマップ著者 (@yuki_99_s) October 7, 2020
アーティスト・芸術家
生業にするには難易度が高いですが、アーティスト・芸術家もINFPにおすすめの職業です。普段から妄想ばかりしているINFPのことですから、妄想をカタチにできれば、人を感動させることもできるかもしれません。
何か内に秘めているアイデアがあるなら、芸術作品としてカタチにしてみてはいかがですか。いきなり大当たりする可能性もあるでしょう。
教育系の仕事(保育士・教師など)
人の気持ちがわからないように思われがちなINFPですが、人一倍繊細なだけあって、じつは他人の気持ちもよく理解できるのではないですか。そんなINFPだからこそ、人を導く教育系の仕事は向いています。
保育士や教師などの職に就いてみれば、今まで感じたことのなかったやりがいを感じながら仕事ができるでしょう。
看護師
看護師も人の気持ちに寄り添うことができるINFPに向いてる職業です。使命感を持って働くことができ、人生に生きがいを見出すこともできるでしょう。ただし、コミュニケーションが多いのがINFP的にはネックかもしれません。
激務な職業でもあるので、常に人手不足で何歳からでもなりやすいのも魅力です。
介護士
人に優しくできるINFPは、介護士の仕事も向いています。お年寄りに優しく接するのは、INFP特有の使命感から得意なところでしょう。
また、看護師同様、介護士も常に人手不足なので、望めばすぐに転職できます。じつは介護士は無資格でも就業が可能なので、今会社員やOLをされている方でもすぐに転職できます。少子高齢化がますます進んでいくこれからの日本になくてはならない仕事です。
カウンセラー
人一倍感受性の強いINFPは他人の気持ちも手にとるように理解できるため、カウンセラーとして人を癒すのもおすすめです。マイベースではありながら、人に喜んでもらうのは大好きなのがINFPです。
カウンセラーも資格なしでできる職業ではありますが、資格は取ったほうが信用が高まるのも事実です。
メディア系の仕事
アイデアが脳内に常に渦巻いているINFPは、アイデアを表現できるメディア系の仕事で本領を発揮します。編集者やテレビディレクター、新聞記者などの職業に就ければ、やりがいを感じながら働けるでしょう。
僕もINFPでライターというメディア関連の仕事をしていますが、非常に楽しく毎日を過ごせています。
動画編集者
昨今人気を集めている動画編集者もINFPに向いてる仕事です。クリエイティブな作業にコツコツと一人で向き合えるので、INFPにうってつけの仕事です。これからYouTubeなどの動画マーケティング市場が伸びていくことが見込まれている中で、需要はますます増えていくでしょう。
プログラマーやWebデザイナーと同様、動画編集者もフリーランスとして独立しやすい職種です。フリーランスになって人間関係の煩わしさから解放されたい方は動画編集者を目指してみてはいかがですか。

YouTuber
YouTuberもINFPに向いている職業です。動画編集者と似ていますが、YouTuberの場合、やろうと思えば完全に一人で仕事を完結できます。一方、動画編集者はクライアントがいるので、人間関係を保つのは避けられません。
会社員やOLをやりながら副業として始めることができる手軽さも魅力ですね。YouTuberとして当たったら、フリーランスになることもできますし。
INFPは向いてる仕事をすれば化ける
INFPは向いてる仕事をすれば化けることができます。現に「仕事ができない」と言われがちなINFPの有名人には、以下のように素晴らしい人物がいっぱいです。
- ジョニー・デップ(俳優)
- ティム・バートン(映画監督)
- サン・テグジュペリ(『星の王子さま』の作家)
- J・K・ローリング(『ハリーポッター』の作家)
- 太宰治(作家)
- ジョン・レノン(ミュージシャン)
INFPは仕事できないわけじゃない
INFPの方はぜひ自信を持って仕事に取り組んでみてください。仕事ができない理由について、より深掘りした以下の記事もぜひご覧ください。
以下にINFPの方に関係ありそうな記事を挙げておきます。
以下は高学歴の方向けの記事です。