
こんにちは。社会人8年目フリーランスのしょうです。
「社会人6年目(入社6年目)になっても仕事ができない。失敗ばかりしてしまう…」という方、意外と少なくないと思います。実際、求められることのレベルが新卒入社時よりもはるかに高くなっているので、失敗ばかりしてしまう、なんてこともあるでしょう。
本記事では、社会人6年目(入社6年目)で仕事ができなくて失敗ばかりという方に向けて、「社会人6年目(入社6年目)でどこまで仕事ができたらいいのか」ということや「社会人6年目(入社6年目)で仕事ができないと感じる理由」などについてご説明します。
結論から言うと、社会人6年目で失敗ばかりな人は何か行動したほうがいいと思います。サントリーの新浪社長が「45歳定年制」に言及したように、経営者層は「能力がない」と判断した人は容赦無くクビにする時代が来るでしょう。すでに来ているという話もあります。社会人6年目になっても「仕事ができない」人は、今行動することで「仕事ができる人」に成長しないと厳しいでしょう。
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目次
社会人6年目(入社6年目)に求められること
社会人6年目に求められることについて考えてみました。最低限このくらいのことができていれば、社会人6年目としては問題ないレベルだと思います。逆にこのレベルに到達していないのであれば、これからのキャリアに向けて行動する必要があるでしょう。
一通りの社会人マナーをマスターしている
電話の取り方やメールでの文言の使い方、会議の席次など、日本にはさまざまな社会人マナーがあります。
暗黙のルールも多いのである程度社会人経験を積んでいないと覚えられませんが、社会人を6年間経験しているのであれば一通り覚えておきたいところです。
逆に覚えていないと、「まともな社会人経験がないのかも」と思われ、減点されてしまいます。
プレイヤーとして自分の職務を完遂できる
社会人6年目にもなると、「プレイヤーとして自分の職務を完遂できるレベルにあること」までは求められています。
自分の職務を完璧にこなせて一人前なのではないでしょうか。職務のレベルはあるにせよ、最低限自分の責任範囲を誰にも聞かなくとも自分だけで完遂できるレベルでないとなりません。
メンターとして若手にアドバイスできる
社会人6年目ともなると、自らの職務を完璧にこなせて当たり前、その上でメンターとして若手にアドバイスができることまで求められます。
チームのリーダーとしてマネジメントできる、というところまではまだ求められていないでしょう。しかし、チームの一員としてプレイヤーを完璧に遂行できるのであれば、当然プレイヤーとしての若手を指導できるレベルになければなりません。
若手社員に適切なアドバイスができてこそ、だと思います。
社会人6年目(入社6年目)でできたらいいこと
社会人6年目でできたらいいことについてご説明します。本章でご紹介する内容は「最低限これができたらいいよね」というレベル以上の内容なので、今時点でできていなくとも大丈夫です。しかし、ゆくゆくは意識していきたいことばかりなので、ぜひご参考になさってみてください。
リーダーとしてチームを率いることができる
社会人6年目にもなると、部署の中ではそこそこのベテランになっている場合も多いでしょう。
経営陣や上司は、それくらいの年次になっている方に対しては、そろそろマネジメントのポジションを用意することを考えている可能性もあります。
したがって、リーダーとしてチームを率いることができる場面を見せられれば、上司もあなたを昇進させるかもしれません。
チームを率いることができれば、社会人6年目としてはかなり「仕事ができる人」として認められていると考えてもいいでしょう。
30代以降のキャリアビジョンがある
社会人6年目ということは30代近くになっている、ということですよね。大企業であっても、30代くらいになってくれば、ある程度のキャリアビジョンみたいなものを社員に期待してくる年齢でしょう。
今後あなたが社内でどのようなキャリアを歩んでいきたいのか、ある程度のビジョンがなければ、あなた自身のキャリア構築も、会社側としてのキャリア配置も、難しくなっていきます。ですから、この段階でそろそろキャリアビジョンみたいなもの、自分が「何を大事にしたいのか」ということをぼんやりとでいいので決めておくといいでしょう。
職種の専門家タイプになりたいのか、それともオールラウンダーとして幅広い部署を経験しゆくゆくは会社のマネジメントに上がっていきたいのか、決める必要がありそうです。
他部署や社外との強固な人脈がある
社会人6年目ともなると、営業部門の方でなくとも社外とのコミュニケーションが発生することも出てくるでしょう。そうすると、以前から持っていた社外との思わぬつながりがビジネスに発展をもたらすことに気づく方もいるでしょう。いわゆる「コネ」というものです。
とくに商談を進める際には、理屈云々だけではなく、人間関係といったものが決め手となる場合も往々にしてあります。ですから、自分の仕事だけ淡々とこなしている方よりも、積極的に社内外の人とコミュニケーションを取ってきた方のほうが人脈を豊富に持っているので、ビジネスでは有利な状況におかれやすい、というのは事実です。
コミュニケーションが苦手な方には酷な内容かもしれませんが、やはり人脈がある人材を企業は優遇するでしょう。
会社をよくするためのアイデアがある
会社をよくするためのアイデアを自身で持っていることも求められます。
大企業にお勤めの方であれば、実際にそのアイデアを実行し、企業経営を改善する機会が来るのはまだまだ先のことでしょう。しかしながらアイデアを持っていなければ「社運をかけたプロジェクトに配属された」、「これからの幹部候補として重要なポジションに配属替えされた」などといった場合に大変です。
まだ先のこととは思いつつも、自社をより上位視点で見た「経営視点」や「ビジョン」、そしてそれに基づいたアイデアを持っているとなおいいでしょう。
0からチームづくりができる
ここまでできたらかなり上級者だと思いますが、部下をマネジメントできる上に、チームづくりまでできたら最強です。それには自分の専門性を強固なものにしていて、その分野で認められていて、なおかつマネジメント経験が高いレベルであって、というレベルにまで達していなければなりません。
新しいチームを作って、そのチームを成長させることができたら、もう経営幹部までの距離は非常に近いと言えるでしょう。
社会人6年目で失敗ばかり。そろそろヤバい3つの理由
社会人6年目で失敗ばかりとなると、何か行動を起こしたほうがいいです。しかし、まだ決定的にヤバいわけではありません。その理由について、本章でご説明します。
将来的にクビの対象になるかもしれないから
社会人6年目という年次は、まだまだ失敗が許される年次です。ですから、失敗ばかりしていても、ギリギリ許されるでしょう。
しかし、プレイヤーとして自分の職務を遂行できないというようなレベルですと、いつか真っ先にリストラ候補にされるでしょう。「45歳定年制」などというものに財界トップは共鳴しているようですから、将来的にはヤバさ100%です。
失敗から成長できない可能性もあるから
社会人6年目で失敗ばかりとなると流石にヤバいものの、失敗することで見えてくることもあります。失敗を糧にして成長していければ、むしろ後から振り返ってみたときにはプラスの出来事として捉えられるかもしれません。
これから失敗を糧にして成長していくことが前提ですが、今時点では「失敗ばかり」な状況でも問題ありません。しかし、30代にもなってくると、流石に失敗ばかりではまずいでしょう。
転職したくても手遅れになる日が近いから
転職したくても、30代を過ぎると「未経験OK」や「第二新卒」などの枠で転職できなくなります。つまり、「ある程度経験・スキルがあって即戦力になる中途」を求めるようになるのです。
そこであなたが自社ですら「一人まではない」と思っているのなら、転職できる可能性は限りなく低くなります。
社会人6年目(入社6年目)で仕事ができない理由
社会人6年目で仕事ができない理由について考えてみます。
プレイヤーとしてのスキル・経験が足りない
社会人6年目で仕事ができない場合、プレイヤーとしてのスキルや経験が足りていないのかもしれません。経験という部分では、もし新卒から勤めているのであれば十分にあると思われるので、「スキルがない」という可能性が高いでしょう。
スキルは経験があれば身に付くわけではありません。きちんと学習しないと身につかないスキルもあります。例えばプログラミングスキルのように。だからこそ、「私にはスキルがない」という理由で仕事ができないのであれば、緊張感をもったほうがいいでしょう。スキルがないままマネジメント層になったら悲惨なことになります。
適性がない
社会人6年目ともなって自分の仕事ができないとなると、その職種に適性がない可能性も高いでしょう。そのあたりは冷静に判断すべきです。あなた自身、わかっているのではないでしょうか。
仕事ができるようになるまでにはある程度時間がかかるとはいえ、やはり仕事には適性というものがあります。向いていない仕事についているのであれば、30歳前のタイミングで転職を考えるべきでしょう。
コミュニケーションが取れていない
同僚や上司と円滑なコミュニケーションが取れていない場合も問題です。組織で働くことが向いていないのかもしれませんし、その会社の社風と合っていないのかもしれません。
もし、「私、会社で浮いているな」と思ったら、次のアクションを考えたほうがいいでしょう。
そもそもやる気が出ない
仕事に対するやる気が出ない、ということが原因で仕事ができないのであれば、仕方ありません。やる気がないんですもの。
社会人6年目にもなって「毎日仕事やる気満々!」みたいなテンションで仕事している方もほとんどいないとはいえ、やはりやる気がなければ仕事はできません。
社会人6年目(入社6年目)で仕事ができないなら転職すべき理由
上述したように、社会人6年目という年次は、未経験や低スキルでもいい会社に転職できるラストチャンスが近い年次です。
したがって、「仕事ができない」まま30代を迎えてしまえば、転職できるチャンスもほとんどないと考えていいでしょう。もしあなたが「仕事ができるようになりたい」と思っているなら、今がそのチャンスです。転職できるうちに転職してしまいましょう。
仕事ができないけれども、社会人6年目で転職しないなら
仕事ができない状態の社会人6年目の方で、転職を考えないとすれば、ヤバいまま30代を迎えることになります。少なくとも他の改善策を検討することで、今の状況を脱することをおすすめします。
キャリアコーチングを受けてみる
社会人6年目で転職しないなら、キャリアコーチングを受けてみるのはいいでしょう。キャリアの悩みを丁寧に聞いてくれる上、一緒に今後のキャリアビジョンを考えてもらえますよ。
プログラミングスクールに通う
仕事ができないのなら、スキルを身につけてスキルベースのキャリアを築くのもいいでしょう。とくにデジタル化が進展していくこの世の中で需要が高まっていくプログラミングスキルを身につけるのがおすすめです。
副業を始める
いきなり転職はハードルが高いですが、副業からなら気軽に始められるでしょう。そこで適性を測って、本当に適性がある職業に転職するのもアリです。
副業を始めるなら、さまざまな副業についてのスキルを学べるスクールに通うといいかもしれません。
「何やってる人?」とよくいわれるので、簡単にわかるツイート集を作りました!
・独立から4年、会社設立2年で年商10億超
・Web系だけでなく実店舗も経営
・24歳の創業社長&大学教員となかなか珍しい人だと思うので、1分だけ時間をください。
▼1分間でわかる迫佑樹の全てhttps://t.co/YzJ4TxQqc5
— 迫 佑樹@人生攻略ロードマップ著者 (@yuki_99_s) October 7, 2020
社会人6年目で仕事できない・失敗ばかりはヤバいです
社会人6年目(入社6年目)で仕事できない方や失敗ばかりの方はヤバいです。行動しましょう。
以下にもう一度社会人6年目で仕事ができないとヤバい3つの理由を挙げておきます。
- 将来的にクビの対象になるかもしれないから
- 失敗から成長できない可能性もあるから
- 転職したくても手遅れになる日が近いから
手遅れになる前に、アクションしてみましょう。
以下にその方の属性別の「仕事ができない」場合の対処法を書いた記事も貼っておきます。
高学歴で悩んでいる方向けの記事です。
INFPで悩んでいる人向けの記事です。
以下は、「仕事ができない」と悩んでいる方に対しての、僕のファイナルアンサー記事です。
ぜひ素敵なキャリアを築いてください。